わーい!プニ子です!
先日ちょっと変わった居酒屋に行ってまいりました。
その名も『駄菓子バー』!
こちら入り口です、都会に現れたいきなりの昭和テイスト!
期待上がるぜ…!
ゲイストリップに一緒に行ったT子をお供にレッツゴー!
駄菓子バーって?
その名の通り、駄菓子が食べられるバーです。
しかし、ただ食べられるんじゃない。
食べ放題なのだ…!!!!
駄菓子食べ放題、そんなこと大人になってからしたことある?
駄菓子をつまみにお酒飲んだことある?
そんな大人の特権振りかざしたようなコンセプトに、行った人の話を聞くたびに「いいなあ〜!!私もマンボー食べまくりたい〜!!」と思っていたのでした。
店舗は恵比寿・人形町・渋谷・池袋・蒲田・川崎と都内を中心に6店舗。
今回は渋谷店に行ってきました!
ちなみにお通しがない代わりにチャージ料が500円かかります。
つまり500円分の駄菓子を食べれば実質無料。
私「500円分なんて子供じゃあるまいし余裕ヨユー!」
T子「食うぞ〜!」
タイムスリップしたような店内
入り口の期待を裏切らず店内も昭和レトロの雰囲気バッチリ。
こういうのどうしてもちょっとテンションが上がるよね。
照明がとってもいい感じです。
こばた!!
駄菓子屋の装飾と大衆居酒屋テイストのイステーブルが若干の「なるほど感」を醸し出していますがそれはそれで…
たばこ屋さん(レジ)の壁にはスーパーボールや風船も売ってます。
画像ボケボケでごめんなさい
他にも該当テレビではトムとジェリーが流れていたり、
鉄骨の間で猫ちゃんが寛いでいたり
装飾が凝っていて見るところがいっぱいなので、注文を待つ間も会話に困らなそう!
駄菓子選び放題の幸せ…
ドリンクを注文したら、店内中央に構える「駄菓子屋ひよこ」へ今回のメインである駄菓子を取りに行きましょう!
ここがまたすごくいいのだ。
大人の夢を表現しているかのようなキラキラ感…
こんなの絶対テンション上がるじゃん!
ラインナップも完璧。
もうね、甘いものからしょぱいものまで所狭しと並んでいるのです。
あれ、駄菓子ってこんなに小さくて可愛かったっけ…
ミニマムでカラフルなパッケージにワクワクが詰まっているようで、選び放題なのにどれを選ぼう…あれもこれも…と目移りが止まらない!
選んでカゴに詰める作業だけで来てよかったと思えました。
駄菓子の選択にも個性が出る
悩んで選んだ駄菓子たちがこちら
手前が私チョイス、奥が友人T子チョイス。
T子のチョイスはしょっぱい系ばかり。
T子「酒のつまみなら断然しょっぱいのだろ(グビッ)」
一方私は小さくて甘い系のものばかり。
実は私、子供の頃コーンスターチ系のお菓子が苦手だったので甘いものしか食べていなかったのですが、大人になった今でも自然と同じようなものを選んでいたのでした。
成長&チャレンジ精神ゼロ!
駄菓子パクパクタイム!
そんな成長ゼロな私がチョイスした駄菓子をいくつかご紹介します。
一緒に懐かしさに溺れてください。
餅シリーズ「ミックス餅」
まずは定番中の定番!
か、かわいい…!!///
しかしこの小さな可愛い見た目に反し記憶以上にガッチリした歯ごたえ。
歯が…!歯がああぁぁ…!!
でも素朴で美味しい。
子供の頃は爪楊枝に刺せるだけ刺して豪快に食べるのがリッチで好きでした。
「ぷち2占いチョコバナナ」
「ぷちぷち」ではなく「ぷち2」な点がアツい。
「あそび」「れんあい」などチョコレートの下に1つ1つ占い項目が付いていて、チョコレートを押し出すと占い結果がわかるというシステム。
あ、でも女子定番であって男子はあまり馴染みないのかな…?
私はこの占いシリーズがとにかく大ッ好きでした。
結果を見るとき無駄にドキドキしたなあ…
そんなドキドキを思い出しながら、 まずは試しに今一番気になる「ダイエット」を占ってみます。
結果「◎よい」
私「わーい!ダイエットよいだって!」
T子「じゃあこれ以上駄菓子食べるなよ」
私「………」
この「よい」はダイエットしなくて「よい」かもしれないし、気にせず食べ続けます。
「宅配カーパック」
初めてみた気がする…!
運転手さんがいたりと中々細かい可愛さに思わず手に取ってしまいました。
ただ初めてなので中身が何か想像できない。
振って見ると小さなカシャカシャ音。
トラックよ、クール便で一体何を積んでるのだ…!
謎の不安感を抱きながら開封。
出てきたのは…
ピンクの物体!!!!
あるあるのラムネでした。
「マンボ」
商品名が「マンボ」なのか「うさぎ」なのか混乱するパッケージ。
一番大好きな駄菓子です。
恐ろしいほど食べにくいですが素朴な甘さが美味しい!
太いマンボや長いマンボとか色々あったなあ…
私の中で駄菓子といえばこれ!というほどのナンバーワン商品。
いくらでも食べちゃう!
いくらでも…
いくらでも…
……あれ?
食べ放題だがしかし
カゴに詰めた駄菓子を貪りお酒を飲むこと約1時間…
我々は自分の中に生まれた「ある気持ち」に気がついてしまいました。
T子「あのさあ…」
私「うん…」
T子「駄菓子、飽きた」
「駄菓子、飽きた」
そう。駄菓子は飽きるのだ…!!
しかも飽きは割と早めの段階で来るのだ…!
入店当初「500円元取るなんて余裕ヨユー」とほざいていた余裕は何処へやら。
他にも「ココアシガレット」や「モロッコヨーグル」や「ミルクボーロ」なんかを第2弾・第3弾と取りに行こうと思っていたはずが、どんどん真顔になっていく私たち。
「子供の頃は平気だったのに…もしかしたら大人になってしまったからなのか…?」とも思ったのですが、そもそも駄菓子とはその殆どがコーンスターチ系か甘味料系かのどちらかなので、種類を変えても実際そこまで大きな変化が無いのである。
一つ一つは懐かしく美味しいのだけど、連続するとボディーブローのようにじわじわ体に効いて来る感じ。
小さいのにやるぜこいつら。
っていうか子供の頃でも駄菓子そんなに一気食いしたことなかったわ!
もう私の頭に浮かぶのは「温かいものが食べたい」という欲求のみ。
『オデッセイ』のマット・デイモンの気持ちがわかった気がしました。
ちなみに『駄菓子バー』にはちゃんと居酒屋メニューも用意されているのだけど、その殆どが駄菓子を使ったメニューという破壊力の高さ…!
きっと大人数で行って誰かが頼んでくれたら嬉しいやつ
今回はごめんなさいしました。
まとめ
最終的に真顔になってしまったものの、基本的には物凄く盛り上がりました。
飲み物+チャージ代で意図せず千円ちょっとというコスパだったのも嬉しい…!
仲の良い友人や恋人同士ならもちろん、会社帰りにふらっと寄ったり少し離れた世代の相手と一緒だったりでも「駄菓子」を通して会話に困らず楽しめる空間だなと思いました。
食べ放題だから昔チャレンジできなかったお菓子に挑戦してみるのも楽しい!
今や街に駄菓子屋自体をみることも少なく、スーパーにも端っこにちょこんとコーナーがあるくらい。しかも大人の目線になかなか入らない場所なんですよね。
そんな自分の日常に消えていた駄菓子たちを目の前にして、今でもワクワクする自分がいることが何だか嬉しかったです。
「ああ、ここにいたのねかつての私」感。
皆さんも駄菓子バーでかつての自分に再会してはいかがでしょうか!