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サブカル大好き20代半ば女子が運営する猛烈雑食な雑記ブログです 映画・舞台・音楽・星野源 twitter@ninoude_punico

ヒルトンでサプライズプロポーズされました話

7月某日。

 

私プニ子の誕生日にプロポーズをされました!

 

そしてお受けいたしました…! ババン!

 

付き合って早いうちから結婚を前提に考え、既に親に挨拶も済ませ一緒に住んでいる私達。

故に周りからすると「プロポーズされた!」と言っても「そりゃそうでしょうね」くらいの反応しか返ってこない感があるのですが。

 

私からしたらこりゃあ大事件です。

大事件ですよ!!!!

 

「結婚を前提にしていること」と「婚約すること」では大いに違ってくるのだ。

そしてまたそのプロポーズがすごかった!(当社比)

こんなことをブログに書くのは如何なものかと迷いましたが、兎にも角にも一大事。

ええい記録として書いちゃえ!と思い今に至ります。

 

 

その舞台はODAIBA

前提として、私はプロポーズされるその時までプロポーズされるなんて1ミリも予想していなかったのでした。

自分の生活も不安定だし、まだ少し先のことだろうと思っていたからです。

 

なので何も気構えず、とりあえず予約の時間までビーナスフォートのモヤモヤ加減を見たりデックスお台場でモヤモヤしたレトローゲームを楽しんだりして時間をつぶすこと数時間。

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デックスお台場のブラックパンサーの図

(のちに聞くと彼は夜のことでいっぱいで昼間のことを考える余裕がなかったそう)

非常にダラダラ過ごしました。 

 

ヒルトン東京でディナーを楽しむ

〜夕方〜

時間になり連れて行かれたはヒルトン東京

http://www.hiltontokyo.jp/

  

(ヒルトンとは…!やりよるぜ、こやつ…!)という謎の上から目線で感動しつつ、しばらく普通にコースディナーを楽しみました。

(めちゃめちゃ美味しかった)

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何も考えていないプニ子の図

 

そんな楽しいデザートの後、おもむろに席を立つ彼。

 

彼「お手洗い行ってくる」

私「はーい」

 

「お会計かしら、ふふふ」と無粋なことを考えつつ一人で待っていると彼が戻ってきました。

 

女性スタッフさんと一緒に。

 

そしてその女性は後ろからビッグサイズの紙袋を渡してくれたのです。

 

彼「お誕生日おめでとう!プレゼント大きかったから届けておいたんだ!」

私「あ、ありがとうございます」

 

驚きと恥ずかしさで笑いが止まらない私。

ビッグ紙袋には綺麗な色のオシャレバッグ。

嬉しい!けど恥ずかしい!けど嬉しい!

今までこんなお店の人を使ってのサプライズはなかったので相当ドギマギ。

こんなサプライズがあるなんて今年の誕生日は例年以上にすごい…!

やったやったー!嬉しいぞー!!

とすっかり浮かれ気分で大満足のプニ子。

 

だがしかしご存知の通り、これは誕生日記事ではなくプロポーズ記事なのである。

このままでは終わらないのだ…。

 

暫くして、また立ち上がる彼。

 

彼「ごめん、お手洗い行ってくる!」

私「え、また?」

 

多少不審に思いながらも絶賛浮かれ頭なので「今度こそお会計だろうな」とまた無粋なことを考え、待つプニ子。

余韻に浸りながら待つ。

待つ。待つ。待つこと10分。

 

(まさかお腹を壊しているのでは…?!)

 

さすがに心配になりLINEしようかなと思った時。

ヒルトンの男性スタッフの方が近づいてきました。

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男性「お連れ様がこちらだと夜景が見れないということで、夜景の見れる場所でお待ちしております」

私「はいい?」

 

後から考えればこの時点で察しろよという感じですが。

私、本当に何にも分かってません。

「この人何言ってるのだ。というか彼は何言っちゃってんだ」という困惑でいっぱいのまま、男性に促されるままに席を立ち、荷物を抱えホテルの外へ出ました。

 

いざ、その瞬間が…!

ホテルを出てすぐ向かいの建物へ移動したプニ子。

何もないドアの前で立ち止まる男性スタッフ。

 

男性「こちらでお待ちです」

私「はああ(ポカーン)」

 

相変わらずアホ面をかますプニ子。

しかしドアを開けると嘘みたいな光景が広がっていました。

 

 

ババーーン!!!

http://hiltonodaiba.jp/img/plans/up_img/restaurants/20160706114352_img_l.jpg

レインボーブリッジ丸見えのガラス張りチャペルと、十字架の下で待つ彼…!

ライトアップされた輝くバージンロード…!!!!!

 

 

ワロタ!!!!!

 

 

 

脳が弾けた。

スパークリングブレイン。

目の前の信じられない光景に、もう笑うしかできなくなった私。

そんな姿を見て彼も思わず一言。

 

彼「ちょっと聞いて(真顔)」

 

そうしてめちゃめちゃ緊張しながら、今までの思い出や想いを精一杯伝えてくれる彼。

その姿を見て(ようやく)まさに今自分がプロポーズされていることを確信しました。

 

突然過ぎて泣くなんて出来ませんでした。

 

ただただ、今ものすごく非日常なハッピーな真ん中に立っていることへの違和感で変な笑い声が漏れるばかり。

だって、だって、すごいんだもんこの状況…!

 

そして彼は跪き、後ろ手に隠していた花束を差し出して言いました。

 

彼「結婚してください」

私「あ、はい(即答)」

 

もう脳内はスパークリングダンシング。

私、プロポーズされた?

私、プロポーズされた!?

まじ?

すごくない?!!?

そして遂には許容値を超え、思考が停止し始めるプニ子。 

 

だがしかし

そんな混乱のまま花束を受け取ると、彼が背後に向かい一言。

 

彼「大丈夫です、どうぞ」

 

???????

 

 

「どうぞ」って何?

誰に言ったの?

もしかしてテレビカメラでも出てくるのか…?!

はっ、さてはフラッシュモブか?!そんなの嫌だそんなの嫌だぞ、フラッシュモブだけは嫌だって伝えてたじゃないか!!

 

 

しかし

登場したのは知らないおじ様1人だった。

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っていうかおじ様ずっと後ろに隠れてたんかーーい!

 

おじさま「どうも〜いや〜、おめでとうございます〜」

 

そのちょっとヘラっとした陽気なおじ様は、大きなカメラを持ってどんどんポーズを指示をしていくのであった。

 

おじさま「今度は手を繋いで、未来を見てみようか!」

私「み、未来…?」

 

何が何やら分からないままおじ様の指示に従うこと数十分。

とにかくシャッターを切りまくるおじ様。

 

おじさんからの呼び方が「奥さん」「旦那さん」だったと言うことだけ記憶に残った。

 

帰宅後の話 

フワフワと胸がいっぱいのまま帰宅。

(電車内はほとんど言葉も発せないというシュールさ)

側から見たらプロポーズ後のカップルとは思えないくらい、静かであったと思います。

 

そうしてソファに座り少し落ち着いてみると、

彼の持っていた紙袋の中に、まだ中身を見ていない紙袋があることに気づきました。

私「これ何?開けていい?」

彼「うん、いいよ。ブリザードフラワーなんだけど…」

  

袋を開けると小さな可愛い箱が出てきました。

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開けてみると…

 

ピンクの可愛いバラが!

そしてそして

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「TO ME, YOU ARE PERFECT」の文字

 

これって…

 

泣きました。

 

ようやくと言ったらなんですが、一気に涙が溢れ出しました。

 

なぜかって、これは私が擦り切れるほど見返した大好きな映画

『ラブ・アクチュアリー』内のセリフだったから…ッ!!

 

これです、これ。

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アンドリュー・リンカーン演じるマークがキーラ・ナイトレイ演じるジュリエットに告白をするシーンでの言葉です。

 

そうです。

私はキーラ・ナイトレイだったのだ…!!

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まさかまさかの3度目のサプライズでした。

 

彼とこの映画を一緒に見たのは1度きり。

まさかプロポーズでこの言葉を贈ってくれるとは思いもしませんでした。

今の私は完璧なんて言葉からは程遠い、超絶不完全なダメ人間状態です。

自分がそんなもんだからプロポーズなんてまだ先。

むしろ「彼に見合う人間になれるようにもっとしっかり生きなきゃ」、「見捨てられないようにしなきゃ」と気を張り詰めている日々でもありました。

そんな中贈られた「TO ME, YOU ARE PERFECT」

不意打ちでした。

  

心から「この人と結婚したい」という気持ちが溢れ出た瞬間でした。

 

 

おわりに

プロポーズの瞬間はひたすらに恥ずかしくて恥ずかしくて思考停止していた訳ですが、時間が経てば経つほどに彼の想いを実感するようになりました。

元々サプライズをしてくれる人ではありましたが、私と同じく恥ずかしいことはかなり苦手な彼。

そんな彼が一生懸命プロポーズの場所を探して、計画してくれたことが嬉しいのです。

チャペルというのも人前が嫌な私を気遣って、できる限り二人きりになれる場所でと考えてとのこと。

しかし本当にラブアクチュアリーは嬉しかったなぁ…しみじみ

  

諸先輩方からすれば、これはスタートしたばかりでこれからがファッキンハードなんだと思うのですが、この日の幸せと自信を胸に地道に頑張っていこうと思っています。

 

とりあえずは親挨拶だー!

や、やるぞー!!

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おまけ

愉快なサプライズカメラおじ様(プロのカメラマンさん)が撮影してくれた写真が届きました。

(なんでも、写真撮影はプランの中に入っていたらしいもので、撮影から1ヶ月ほどでDVDにしてくれるのであった)

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アーティスト写真みたいだろう。

(何も考えてなかったので普通のサンダルを履いて家を出たプニ子)

 

死ぬほど恥ずかしがってたにも関わらず、完成品が物凄く綺麗で思わず大判印刷して額に入れて飾りました。ええ。

 

 

ヒルトン東京のみなさま、ありがとうございました。

 

 

 

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