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ドラマ『オトナ高校』第1話感想 遂に地上波で三浦春馬が爆発した

テレビ朝日 土曜23時5分スタートの新ドラマ『オトナ高校』観ました。

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www.tv-asahi.co.jp

 

ぶっ飛んでた。

三浦春馬、地上波で遂にぶっ飛んでくれました。


オトナ高校予告

 

『オトナ高校』ざっくりあらすじ

深刻な少子化問題を抱えた日本が打ち出した新たな法案「第二義務教育法案」。

30代以上の童貞・処女たちを強制的に「オトナ高校」なる学園へ入学させ「童貞卒業」を目指す学園ドラマ。

実はチェリーボーイな高学歴・高身長・高収入を自負するエリート銀行員の荒川英人(三浦春馬)はある日オトナ高校への入学召喚状を渡される。

入学日までに童貞を卒業できれば入学を免除できると聞き、自慢の頭脳とマーケティング欲を駆使しなんとか女の子にアピールするも長年培ってきた童貞力の強さにより玉砕。

止むを得ず入学した「オトナ高校」で、上司(高橋克実)やイケイケなバリキャリ(黒木メイサ)や明らかに自分よりモテなさそうな男女たちと卒業を目指していく…!

 

三浦春馬が爆発した!!

三浦春馬といえばとにかくイケメンである。

死ぬほどスタイルがいい。歌って踊ることもできる。

そんな彼はこれまで地上波ドラマでは専ら、

・頭脳派なエリート

・爽やかな好青年

・モテ男

を演じてきたのだけれど、今回は違う。

 

大爆発である。

完全にモテないというか人として「あ、こいつまじでダメなやつだわ」と思わせる男にしか見えなかった。

例えば入学阻止のために松井愛莉演じる知り合いの女性とのデート中の台詞がこれ

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春馬「もうすこしゆっくりしていかない?」

松井「部屋に誘ってます?」

春馬「じっくり話がしたいんだよ、君と」

松井「じゃあ初めからお酒に誘ってくれればよかったのに。意味わかんないですよ」

春馬「いや…い意味とかそういう難しい事言わないでくれよ、時間がないんだ、僕には…今しかないんだ」

松井「ご病気なんですか?」

春馬「いやっ…そういんじゃなくて…アハッもうなんで分かってくれないんだァアァ…君と、君と一緒に過ごしたいんだ!」

松井「一緒に過ごす…?」

春馬「アフッ…あぁもうぉわがるだろズフッ、君とヤリたいんだよっ!!!(大声)」

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おい制作、この台詞言いたいがためにこのドラマ作っただろってくらいのパワーワード感。そしてそれを上回る春馬のキモさ。ヤベェ奴感。ぜひ観ていただきたい。

 

前述の通り彼は歌って踊れる超動ける役者なのだ。

これまで舞台でしか見れなかったような体を張った、というか全身をフル稼働させた演技を地上波で見れるなんて感動しました。

いいぞ、もっとやれ!

 

設定勝ちじゃない役者陣

「童貞卒業の為の学校」とかいう圧倒的設定勝ち感。

「性交渉できないと卒業できない」とかもうあれじゃん、ネット広告によくあるやつじゃん出オチじゃ〜〜〜ん!!!!はいはい「三浦春馬と黒木メイサがチェリー」って面白いでしょ〜ってやつでしょ分かるわかる〜〜〜

と思っていたらね、そこまで出オチにならなかったんですよこれが。

際立っていたのが設定を設定勝ちだけにしない役者陣の濃さ。

まず童貞サイドに高橋克実を入れたことがアツい。絶妙すぎる。

三浦春馬の熱量の中にぶち込む高橋克実のゆるさ。童貞上司くそアツい。

松井愛莉演じる小悪魔教師がセックスを連呼するのもとりあえずアツい。

 

プラスすごかったのが「パーフェクト」くんなる人物。

その説明がすごい。

「デブでブサイク、低学歴で低収入、おまけに毛深い。童貞要素を全て備えた君はパーフェクト」

なんつうパンチラインだよ。

後半は完全に彼が持って行った感あるほどインパクトを残して行った彼。

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メガネとったらいい顔過ぎるよ…

 

個人的におなじみの大人計画の正名僕蔵氏演じる「こんな見た目なのにものすごい美女と結婚し5人の愛人を持つ」先生の絵的にすごそうなモテテクニックに超期待。

まだ各々に全然フォーカスが当たってないので今後が楽しみです。

 

 

まとめ

ただただ、こういうの大好物なんです。

くだらなさの中の謎のパッション!

あくまで本人たちは真面目なアホさが大好物なのです。

時々入る春馬の心情演出的なのは、正直最近のドラマであるあるすぎてお腹いっぱいかつやりすぎ感は否めないけれど、全体的にはとても好きなテンションドラマ。

最終回まで振り切ったものを見せてほしい〜!