こんにちは、にのうでプニ子です。
私、行ってきてしまいました。
「大島薫とゲイストリップを見ようの会」
きっかけは学生時代からの友人T子からのお誘い。
T子「ゲイストリップ一緒に行ってくれない?」
私「何それ絶対行く!」
【ゲイストリップ】
それはそれまでの人生で出会うことのなかったミステリアス&パワーなワード。
即答でした。
ちなみにT子は筋金入りの腐女子。
この「ストリップを見ようの会」もSNSを見てずっと気になっていたようで、チケットを入手できた時にはとんでもなく興奮していました。
一方の私は知識も免疫もないペーペー野郎です。
「大島薫とゲイストリップを見ようの会」とは?
男の娘タレント大島薫さんが主催したイベントで、現在唯一のゲイストリップ団体であるN-stageのダンサーさんのゲイストリップが見られるというイベント…!
ゲイストリップとは男性が男性のために行うストリップのこと(本来メンズストリップというそう)
普段は女性が見ることはNGだったり、公演自体が少なかったり。
女性にとって(もちろん多くの男性にとっても)未知の世界ゲイストリップの魅力をたっぷり堪能させてもらえる機会というのがこの「大島薫とゲイストリップを見ようの会」…!
男性の裸が見られる、ていうか男性×男性も見られるという超絶アダルティな世界にSNSなどで話題となりチケットが5分で売り切れるほどの大沸騰イベントなのであります…!
詳しくは大島さんのコラムで!
ドキドキ…いざ会場入りしませう!
今回の会場は阿佐ヶ谷のLOFT A。
お酒やおつまみを食べながらライブやショーを見られるお店です。
会場30分前についたにも関わらず会場の前にはすでに列が…!
T子「お仲間っぽい人がいっぱいいる」
会場時間になったらチケットの整理番号順に呼ばれ、着席するシステムです。
これがなかなか時間かかって大変;
入場が近づくに連れて興奮で言葉を失って行くT子。
会場内はこんな感じです。
私たちは全130人中、整理番号が100番近かったので席は後ろの方になっちゃいました。
それでも近い!
ここでストリップが見られると思うとやばい!
男女比は9割女性・1割男性くらいかな?
T子「・・・・・・・」
私「T子、生きてる?」
特別メニューとチップを買おう!
ストリップを楽しむために必要なアイテム。
それはチップ!!
ダンサーさんにお渡しすればそれがダイレクトにダンサーさんのギャラになるとのこと。入場する際に全員に五枚綴りのチップをもらうことができるのですが、どうせだからもっと枚数が欲しい!なんかわかんないけど欲しい!
ということでチップを追加いたします。
チップ入手方法は以下の2つ。
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・今回のイベント限定ドリンクを頼む
・通常メニュー+400円を払う
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それぞれ4枚ゲットできます。
私たちはせっかくだから「本日の媚薬」とやらを注文!
ドッキドッキ!!!
私はレモンの媚薬、T子は白ワインの媚薬。
媚薬の多量摂取は禁止なのでしょうか、想像以上に少なかったですw
そしてお目当のチップがこちら!
チップを手にすると本格的にやばい世界に入ってきた感じがして目眩がしました。
T子「・・・・・ぐっ」
私「息してる?」
ストリップスタートでござる!!
まずは主催の大島薫クンが登場〜!!
わー!!細い!!可愛い!!
嘘みたいに可愛かったです。表情がまじで可愛い。
そしてそして、大島さんによる企画の趣旨や流れを説明のあと、
ついに
ついについに!!
最初のストリッパーさんが登場!!
1・朱雀さん
照明が変わりポップな音楽がなる中、最初のダンサー朱雀さんが登場…!
全体的に赤くて可愛くて帽子な衣装で音楽に合わせ可愛い踊りをしながら…一枚一枚脱いでいかれます…チュッパチャプスを舐めたり投げたりしながら脱いでいかれます…
まじで、まじで脱ぐんだぞという衝撃で脳が軽くパニックを起こしますw
細い、細すぎる。肌が綺麗すぎる。
最後はラスト1枚まで脱ぎ、お尻がお目見えして終了(いろんな意味でこちらも終了)
※ちなみに今回のイベントでは男性の男性は見えません。
でもその中で超ギリッギリのところを攻める演出が殺しにくるのです。
終始、会場からは女性たちによる大歓声(悲鳴)の嵐…!!
可愛い笑顔と誘ってくるような視線のギャップ。
もう一気にゲイストリップという世界へ連れ込まれてしまいました。
とんでもない所に来てしまった。
距離感ゼロのチップタイム
お楽しみのチップタイム。
各ショーの後にチップタイムがあり、次の方ショーに続くという流れです。が。
ぶっちゃけ朱雀さんのショーが終わった時点で放心状態になってしまった私達。
チップどころじゃねえ。
しかしそんなビギナー乙女の心を弄ぶように、さっきまでステージで会場内を魅了しまくっていた方々が笑顔で近づいてくる…とにかくとにかく心臓がバクバク高まります。
私なんぞがチップなんてお渡しして良いものか…できない…!!泣
そして更に衝撃だったのがチップの渡し方。
基本的にはパンツだったりネックレスだったりに挟み込むものと思っていたのですが、
この世界にはなんと口移しシステムが存在したのです…!!
口移しシステムとはつまり、お客がチップを口に挟み、ストリッパーさんが口で受け取ると言う…そう言うすんげえやつです。
こうじゃ。
しかも口移し派の多いこと多いこと…!
ほとんどの人が口移しスタイルなんじゃ無いかというほどで異様な光景が広がっていました。
しかもしかもそれが「チュッ」って程度じゃないの。首に手を回してしっかりしてくれるのです。おいおいオイ…!とんでもねえな…!!!(衝撃)
我らがT子も周りに違わず口移しスタイルに挑戦。
T子「猛烈にいい匂いした…!!」
私(友人がキスしてるの真横で見るとは思わなかった)
私は口移しするT子に隠れてこっそりパンツに挟ませていただきました。
ありがとうございました。
口移しだったりハグしてくれたりと、一人一人にちゃんと対応してくれるので
とにかくチップタイムは時間もかかっていました。(ダンサーの方一人20分くらいかかった気がする)
その間、大島さんはステージでMCをしたりM字開脚をしたりして盛り上げてくれたりと、サービス精神で溢れる世界。
こちらは他の方のチップタイム中にトークしてた朱雀さん。
ね、細いでしょ、可愛らしいでしょう!
たっぷりチップを貰い終わったストリッパーさんはさながらキタキタ親父のようでした。
まるで腰みの…
2・カミュさん&貴寿さん
SNSを通して一番有名なのが多分こちらのカミュさん。
T子のお目当でもありました。
そんな大人気のカミュさん。
登場して分かった。
こりゃあ惚れるわ。
「現代の花魁」というコンセプトで和装に番傘、扇子を使ってパフォーマンスをするのですが、もう妖艶も妖艶。大妖艶です。妖艶の権化。
そもそもがものすっごくミステリアス感溢れるイケメンなんですけど、表情とか仕草とかが猛烈な完成度で、プロフェッショナルとしか言いようがないの。
しかも今回は一緒に新人ストリッパーの貴寿さんがパフォーマンスをしていたのですが、喜寿さん、なんと三味線を演奏するのです…!
カミュさんに脱がされふんどし姿になった貴寿さんが奏でる三味線の中、舞うカミュさん。(ふんどし三味線が超シュール)
口あんぐりするしかなかった。
目もめっちゃあった気がした。
ちなみにいつもは撮影OKらしいのですが今回は貴寿さんと一緒のパフォーマンスなのでNGでした。
気になる方はツイッター等で検索して見てください。なるほどと唸るはず。
T子はショーの後カミュさんにチップを渡せたことに感動して言葉を失っていました。
3・寧々さん
個人として最後のダンサーさんは寧々さん。
元自衛隊員の女装ストリッパーかつプロレスラー!
つまり筋肉と女装を両方楽しめるとんでもないお方なのです。
そしてバイかつ受けも攻めも行けるという超オールラウンド…!
ガタイのいい体にピンクの衣装を纏った姿は私の想像するドラァグクイーンという感じで胸を貫かれました。
ああ、好き…!!
可愛い朱雀さん・妖艶なカミュさんとまた全く違った男らしくも女らしくもあるお姿ね。
そしてここで大島さんが呼び込まれるというサービス付き。
大島さんの前で脱ぎに脱ぐ寧々さん。ここでの大島さんの戸惑いながら笑う表情がクッソ可愛かった。
下半身に顔を埋めたりね、もう何が起こってるかわかんなかったよ。
最後は首から下げるバブリーなもふもふに寧々さんの寧々さんを隠してフィニッシュ…!
ああ、濃かった(ぐったり)
4・絡みもあるよ!!!
なんとね、個人のショーとは別に「絡み」もあったのです。
絡み。
それは文字通り絡むこと。
演じるのは朱雀さん&カミュさん。
(ちなみにお二人はプライベートでも仲が良いそう)
王子衣装の朱雀さんと執事衣装のカミュさんに会場からは悲鳴、悲鳴、悲鳴…!
このお二人がね、ベッタベタに絡みまくります。
王子に絵本を読んであげるところから始まり、なんかどんどん薄着になり、キスをして、抱き合って、ぜ、布の下で全身脱いで、抱き合って、抱き合って、ああああああああああ
私は何を見ているんだあああああアァァァァッァァァ
ちなみに二人が読んでいた本は「裸の王様」。くそう!
ショーが終わり、会場が興奮冷め上がらぬまま一旦2人が下がるのですが、なんと寧々さんと貴寿さんを連れてステージイン・アゲイン☆
4人でね、入れ替わり立ち代わり、好きなようにね、絡んでました。
ちなみに重大情報ですが三味線の貴寿さんはノンケなのです。
拒否りながらも色んな事をされていて私はもう本当に何を見ているのかわからなくなりました。(でもキスされた後はしっかり口を拭いていましたw)
その後のチップタイムは4人が一斉に会場を周っていったので、会場は狂喜乱舞。
なんども言いますが、なんて世界だ。
実体験トークもすごい
前述した通りチップタイムが結構な時間がかかることもあり、大島さんがMCとして他の出演者の方と話をして繋いでくれるのですが。
性的嗜好とかね、好きなアレコレとかね、またもや衝撃の連続だったのです。
「生の声だ…」という謎のドキドキ感。
客からの質問に対して、寧々さんが「男性の方?女性の方?」と聞くのがまたね。
興味深かったです。何この覗いちゃった感…!
T子はアレにアレする指の形の説明にいたく感動していましたw
イベントが終わって…
計3時間半近くのイベント(チップタイムで1時間押したそう)を終えてぐったりの私とT子。
T子「情報過多すぎてもうわからん。助けて」
イベント後に物販やチェキ会などあったのですが、あまりにも非日常な世界で素晴らしいものを見すぎてこれ以上の何も対処できない状態だったので断念。
感想として思い浮かんだのはただただ「プロフェショナル」の一言。
ショーの時の表情・仕草だったりの男性にしかできない、でも普通の男性にもできないような独特のオーラと色気。
自己プロデュース力の圧倒的高さよ…!!
そしてチップタイムのありえないほどのフレンドリーさ…!
全員に笑顔で応えてくれる受け入れ感にみんなハマってくんだろうなあ…
何より死ぬほど良い匂いだし。
こんな体験、他にある?!
以前からストリップそのものに興味があったこともあり、脊髄反射的に決めてしまった今回のゲイストリップ。
知識も何もない私なんぞが参加しても大丈夫なものかと正直ドッキドキで不安もあったのですが、そんな事どうでも良くなりました。
ストリップと言えど、脱ぐ事だけじゃないんだなーと。
みなさんを見ていると、むしろ裸が重要じゃないんじゃないかとすら思えてきました。
もう人生で決して忘れられないような強烈な記憶になりました。
ほんとーに見てよかった。
2000円というチケット代で、こんなに気軽に覗いて良い世界なんだろうか。
なかなかに未知な世界だけれど、男や女や腐ってる腐ってないに限らず一見の価値がありまくると思いました。
いつか女性のストリップにも行ってみたいです。
T子「間違いなく人生で最良の日だった」
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