『ラ・ラ・ランド』、アカデミー賞6部門受賞しましたね…!!
キャーイキャーイ!!!!
私といえば公開初日(2016/2/24)に観に行き、その2日後に我慢できずに2度目を摂取して参りました。
初見でも「ああたまらん…!」というシーンがたくさんあったのですが、2回目を終えて「たまらんたまらん…!」「ここもたまらん…!」とたまらなくなってしまったので、ここで一度吐き出しておこうと思います。
みなさんにも共感してもらえるんじゃないかな…へへへ
※以下ネタバレも含むので未見の方は見てからお願いしますっ
1・紫Tシャツの車ピョンピョンお兄さん
OPの「Another day a sun」に登場するお兄さん。
曲中盤で車の上や間をピョンピョン飛び越えていく技を見せつけてくれるのですが、
終盤に他全員が車の上で同じ振り付けをする中でもずーっとピョンピョンし続けている…!
一度それに気づいてからもう目が釘付け。
画面真ん中の紫の残像。
華麗すぎる。
2・『Another day a sun』の歌詞
LAのドリーマー達の渋滞で歌われるこの曲自体がすごくいいのですが、
「AND SOMEDAY AS I SING MY SONG A SMALL-TOWN KID’LL COME ALONG(いつか僕らの歌を聞いた若者たちが元気づけられるといいな)」という1フレーズがたまらなくグッときます。
心からこのフレーズを願っているのがわかる、スーツのお兄さんとヘアターバンのお姉さんの夢見る強い表情がすごくいい…!
3・カフェで女優が去った後のミアのニヤけ方
アルバイトをしてるワーナースタジオのカフェに女優が訪れた後の無言のニヤけ方!
単に有名女優に触れたことやカフェとはいえそんな女優と近しい場所に入られていることを実感して高揚しちゃったり、未来の自分を妄想しちゃったり…
ほんの一瞬見えるその表情、わかる、わかるぞ…っw
4・Sonoya Mizuno足上げonソファ
2曲目、ルームメイト女子4人で展開する『SOMEONE IN THE CROWD』中の一コマ
Sonoya Mizunoさん演じる黄色いドレスのケイトリンがソファーでパンツに構わず足をガバッとあげるのが大胆すぎて観ていてめっちゃ気持ちいいw
OPのパンツ見えちゃうお姉さんといい、黄色いドレスの女性は大胆な役割なのかしら(適当)
同じくケイトリンだと、その直後のカメラを向いて言う「THAT SOMEONE IN THE CROWD」ってセリフの言い方も大好き。惚れる。女っぷりが完璧すぎる。あんな女性に私はなりたい。
5・音合わせのプールパシャーン!
予告でも効果的に使われていたプールバシャーン!!
そこに合わせて再スタートする「SOMEONE IN THE CROWD」のメロディ!
「来るぞ来るぞ来るぞ……中村屋ぁッ!!」って気分です。
6・セブ「ウールだけど…」
『A LOVELY NIGHT』での掛け合いで。
ミアが「AND THOUGH YOU LOOKED SO CUTE IN YOUR POLYESTER SUIT」 (ポリエステルのスーツ姿のあなたはイケてるけどね)と言うのに対し、セブが小さくセリフで「It’s wool」(ウールなんだけど…)返すのがね、いいよね。
二人の微妙な距離感とセブの性格が出てる感じがするよね!
7・映画館で手を繋ぐシーン
ああああアァァァァァァァッァァアドッキドキするうぅぅぅぅぅぅぅ…!!!
少女漫画みても恋愛映画見ても何も感じなくなっていた私の枯れハートがひっさびさにキュンキュン音を鳴らしました…!
大人同士が映画館で手を繋ぐ様を見て…!こうもキュンキュンさせますかね…!ああアァ
8・天文台でセブがプラネタリウムのレバーをハンカチで拭くところ
ミアがレバーを下ろそうと手をかけようとした瞬間に制止してササっと白いハンカチでレバーを拭くセブ。
これ何?なんて紳士?
日常生活で起こり得ないことすぎて、初見で数秒意味がわからなかったよ。
拭いた後に自分で降ろすんじゃなくて、再びミアにやらせるのもいい。
9・バンド撮影の「唇噛んで」おじさん
キースのバンド「Messengers」の撮影で最高に印象を残していったおじさん(おじいさん)。
「唇を噛んで」「いかにも音楽に浸ってるって感じで」
感覚がナウいぜ…
正直このシーン自体はセブの虚しさを思って辛い気持ちになるんだけど、おじさん(おじいさん)の圧倒的オーラに笑えるw
出来上がった写真が死ぬほど見たい。
10・オーディションでのミアの服装
これね。
『La La Land』では50回も衣装チェンジがあったと言うほどミアやセブをはじめとしたキャラクターの華やかな衣装が印象的だったけれど、最後のオーディションでの服装は着慣れたようなゆるーいニット。
それまでのオーディションは役に合わせて服装を変えて来るほどのこだわりだったミアだけど、おそらく最後のオーディションは実家から急遽呼び出されて向かった故に私服感丸出しで。
ミアにとって人生を決める大きな特別な日。
役の服装でもなく、用意された台本でもなく、普段着で、叔母との実体験を話すという「ありのままの」ミアで自分の人生の一歩を勝ち取ったというのがアツい。
11・J・K・シモンズの指パッチン
ベタすぎて入れるか迷ったんですが、入れずにはいられない…ッ!
雇い直した当日にクビを言い放つ超絶シビアな店長が、ラストシーンで一転、めっちゃ気のいいおじさまに変身。
このあからさまな嘘感がね。
無条件にワクワクする音楽に乗っちゃう気持ちと、「ああ、これ非現実なんだ」という感情が入り混ざってほんと死にたくなります。
ずるいんだよ、どうやったってJ・K・シモンズのような厳ついおじさんが笑顔になるだけで気持ちが浮いちゃうんだもん。
有名なものに『千と千尋』があるけれど、物語において「トンネル」や「扉」は世界の転換点を表すとよく言われるけれど、あのJ・K・シモンズが通した先は二人の夢の世界なんだなーとひしひしと感じます。
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きっとこの先まだまだ繰り返し見る度に好きなシーン、刺さるシーンが増えていくんだろうなと思うと人生が楽しくて仕方ないです。
そんな映画に出会えて幸せだー!!!!
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長文感想はこちらに書いてるのでぜひに
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