『東京タラレバ娘』を観て「刺激が足らんわーい!」とお嘆きの方に朗報です。
『東京ダラダラ娘』、ご存知ですか?
タラレバじゃないよ、ダラダラだよ!
こちら、22日からHulu限定で配信された『東京タラレバ娘』のスピンオフ的作品。
出演が佐藤仁美・小沢真珠・小林きな子。
アラサー女子のタラレバに対し、こちらのダラダラはアラフォー女子。
タラレバも見てるし、出演3人も好きなので早速観てみました。
あらすじ
東京下町の居酒屋「吞んだくれ」閉店後の店内で独身、彼氏無しのアラフォー3人娘、フリーライターの蘭子 (佐藤仁美)、美容師の早織 (小沢真珠)、居酒屋女将の小梅 (小林きな子) のダラダラトークが繰り広げられる。今夜の話題は、なんと2人の男性に同時に言い寄られた蘭子の恋の話。全くタイプの違う真面目なメガネ男と色黒ワイルド男、蘭子はどちらを選ぶのか? 自分と似たタイプの男性の方が幸せになれるのか? それとも全く別のタイプか? アラフォー女にモテ期到来!?
感想
きつい。
『東京タラレバ娘』のドラマキャストが発表された当初、「こんな若いの違う!」「こんな可愛いの違う!」と非難轟々受けていたのをツイッターで見ていたのですが。
これはそんな意見をみた公式が「これがリアルや!」「これが見たかったんか!?ええ?!」と視聴者めがけて拳ぶち込んくるかのような出来。
ちなみに今日の私ですが、起き抜けにタラレバ6話を見るとかいう荒修行をこなしていたら視聴後にこちらに切り替わり強制視聴させられたスタイルだったのでもう朝から死ぬかと思いました。
内容としては、「昨日のタラレバ観た〜?」なんて会話から始まる”こっち側”のアラサーたちが居酒屋で恋愛話にキャーキャーしてるだけの分かりやすい展開なんですが、なんだろう、このきつさは。なんか全然ダラダラしてないんですけど!
佐藤仁美が二人の男を捕まえてキャーキャーする姿も痛いし対する親友二人が「親友だからバシバシ言っちゃうぞ〜」みたいな空気もきついし、衝撃的なことはしていないのにも関わらずなぜか見ているだけでHPが減っていくのだ。
あくまでアラフォーがどうとかではなく!あくまで、演技とか演出の点で!
個人的に一番印象に残ったのが、小林きなこ演じる小梅を小沢真珠演じる早織が「骨よりそのお肉なんとかしなよ〜!」と二の腕を鷲掴む一コマ。
女子同士といえば「私太ってるからな〜」「ええ〜そんなことないよ〜!」の誰得な慰め合いが定番だと思っていたのに…!
友人を本人目の前にしてデブ認定できる、そしてそれを受け入れられる、これがアラフォーのデカさなのか、そうなのか(混乱)
『タラレバ娘』で「なんだかんだ上手くいくんかーーい!」「原作より生ぬるいわーい!」「吉高由里子ならそらそうじゃーーい!!」とお嘆きの方は一度見てみるといいと思うぞっ
タラレバがピュレグミならダラダラはシゲキックスです。ある意味。
ちなみに前述しましたがこのドラマは、ドラマ『タラレバ娘』を見ている3人という設定なので、ドラマ『タラレバ娘』のネタバレが含まれるので見ていない方は一応注意です。
はあ、しんどかった、『アラサーちゃん』のサバサバちゃん役とかもそうだけど、佐藤仁美ってなんでこんなにしんどいんだろう(褒め言葉)。
と思いながら耐え抜いて観たらラストに次回予告が入って衝撃を受けました。
こんなのがシリーズかよ!!
全5話あるのかよ!!
一応みるわ。