日々部屋でパソコンに喰らいついているだけの生活を送るプニ子は思いました。
もうだめだ、キャメロン・ディアス観よう。
困った時のキャメロン・ディアス。人生いやんなった時のキャメロン・ディアス。
そんな訳で『ダメ男に復讐する方法』(原題『The Other Women』)観ました。
邦題からして完璧。超くだらなそー!!!!(期待)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
弁護士のカーリー(キャメロン・ディアス)は今まで数多くの男と遊んできたけれどマーク(ニコライ・コスター=ワルドー)とは真剣に付き合い始めて毎日ウキウキ。
しかし、ある夜内緒でマークの家へ向かうとドアから出てきたのは彼の妻ケイト(レスリー・マン)。
なんと彼は既婚者だったのだ…!
驚いたカーリーはその場を逃げ出すが、翌日以降ケイトが彼女の職場に押しかけてくるわ号泣するわ部屋に押しかけてくるわ号泣するわ。
そんなケイトと話しているうちにいつの間にか意気投合、マークに裏切られた者同士結託して離婚へ向けて動き出そうとしていた矢先。
マークの新たな女が現れる!それは、巨乳美女だった!!!!!!
妻、弁護士の彼女、そして巨乳のアンバー(ケイト・アプトン)を含めた3人は更に意気投合、いざ、最低男マークに復讐計画を始めるのであった…!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というおはなし。
主演が我らがラブコメの女王キャメロン・ディアスということでもう勝利は見えているのですが、ストーリー展開も大正解。
あきれるほど女子向け映画!
まずこういう適当な邦題のラブコメだったり、その中でもキャメロン・ディアス主演の映画を観るときは「とりあえずいっぱい出てくる美男美女」と「男子が引く系の下ネタ」と「安定のハッピーエンド」を期待するのですが、全て揃っておりました。
あと関係ないけどキャメロン・ディアスのラブコメに汚物が出てくるのはなんなんでしょうね。とにかく全て揃ってました。
ナンバーワンおもしろかったのが、浮気された妻ケイトを演じるレスラー・マンの演技。
こんな悲惨な姿ある?ってくらいもう壮絶すぎて笑えた、ほぼ彼女の泣き方で笑ってたと言っても過言ではない。
特に前半のキャメロンに対して「あなたが愛人だって分かってるけどあなたしか彼の浮気を知ってる人はいないのよおおおぉお話聞いてよおおおおおぉおおんん”””あああぁぁっぁぁぁ~!!!!」ってくだりはすごかった、すごい壮絶だった(語彙不足)
完全に主役のキャメロンを食ってた。
映画の見どころである、3人で結託してマークに復讐をしていく展開になるともう観ている方も気持ちいい…!
しかも復讐の仕方が離婚&慰謝料請求に簡単に行きつかないところが最高。
3人各々、飲み物に女性ホルモンを混ぜたり下剤を混ぜたりetcといったこまごまとしたものでありながら男のプライドを確実に壊しにいくのである。
マークがイケメン夫からまさに「崩壊」していく姿はもうドイヒ―過ぎて笑えます。
下ネタありの不倫、浮気、復讐ものでありながら女性陣の思い切りの良さ、マークの気持ちいいほどの女たらしさのおかげでとにかくスカッと観られます。
全く期待にこたえてくれるぜキャメロン映画よ。
思いっきり女性向けの映画だけど、男性も巨乳美女アンバーのビジュアルだけでレンタル代は確実に補えるので大丈夫だと思います。
しかし観終わって驚いたのが、監督であるニック・カサヴェテスが『きみに読む物語』や『私の中のあなた』といったいわゆる泣ける映画を世に出してきたお方であるという事…なんてこったい、私『私の中のあなた』のキャメロンに号泣したってのに再タッグでこんな映画を作るなんて、あなた…まあすごい(語彙不足)
映画としては☆3・1くらいでしょうけどね、「キャメロン・ディアスのくだらないラブコメ」がみたい人にしたらもう100点。
世の中いやんなった日に一人でお酒飲みながらゲへゲヘ観たい映画でありました。